InDesignの合成フォント機能って、CS以前からまったく変わってなくて、すっかり枯れた機能だともいうし、それでいて読み込みに失敗する事例があちこちで聞こえるという不思議な話もある。 合成フォントなんか使わないで、スクリプトでフォントを変更するから…
Twitterで、いろんな議論や問題提起が行われている中で、興味を持って見ているのは、禁則の問題、縦組中の欧文・アラビア数字の正立問題、文字コードの原則「一意の符号化」が有名無実となっている問題、この三つ。 これらは無関係ではない。どれもWEB、DTP…
昨日、Twitterを眺めていて、和文と欧文の間のアキについての呟きを見つけ、自分はどうしているんだろうと思い返してみた。 ヒラギノ明朝体で適当に文章を組んでみる。いろいろ変なところがある。 2行目の「F」と「I」、3行目頭の「3」を全角形に変えてみた…
統合新装なった近代デジタルライブラリーで初検索! というわけでイソップ物語とそれを題材にした童謡があるだろうとあたりをつけて「兎と亀」で検索してみた。ちなみに「兎と龜」でも同じようにヒットする。52件の中身を見てみると、明治・大正の書籍なので…
『表外漢字字体表』では人名用漢字別表の漢字も「表内字」としている。文部省(文部科学省)の所轄する『常用漢字表』と、法務省の定めた『人名用漢字別表』とではその性格はかなり異なるように思えるのだが、国語審議会の調査ではふたつは社会的に同様に扱…
『千字文』。ちょっと使う用事があって、手持ちのデータから探したのだが、そういえば以前にテキスト確定の試みをしたときはまだJIS X 0208だった。その結果からJIS X 0213では『千字文』をすべて書けるようにと追加提案をしたのだった。 で、その後放りっ放…
話はまだ20世紀だった頃に遡るのだが、JIS X 0213のために集まった追加漢字候補を検討しているときのこと。 下は当時の資料から。NTTの外字に「さいとう」さんの「さい」が様々あった中の二つ。 「齋」の異体と「齊」の異体。真ん中の「丫」が「了」になって…
Twitterで、sarasvati635 さんのつぶやきを見て確認してみたが、やっぱりよくわからないことになっている。 U+6F82のE0102はマズい。安岡さんが何か書いていないかと思ったが、見つけられない。
JIS X 0213で、人名用漢字許容字体に対応するために追加した漢字(康熙字典体)が、UCSで統合されているために互換漢字として登録したものの、正規化のために事実上使えないという情けないことになってしまっている件を書こうとして、まさにそのために書けな…
ダイアリーで化けたので文章だけこちらへコピペ。 箱根駅伝を自宅近くで観戦しながら一人実況中継をする徳光和夫さんが、正月明け日曜の楽しみだったのだが、今年はそのコーナーもなくなったようだ。 で、「徳」の字。 当用漢字表の官報で使われた活字では「…
結局こっちに移行するのはやめて、元のまま続行することに。 七十二候は終わりにして、字体の話題を思いつくまま書いていく。 10年前には想像もつかなかったほど、ネット上での漢字環境は様変わりした。 結果的に字体についての議論は、ますます明朝体を中心…
「楷書活字」で「成」の康熙字典体「成」(U+2F8B2)を載せたが、ブラウザでは「成」になってしまう。 互換漢字拡張も正規化されてしまうのかなぁ……ということで、こちらでも載せてみる。 やはり、書いている間は「成」なのだが、公開したとたんに「成」に変…
こちらではまだ何もできず。枠だけ変えてみた。引越しは未だ先。
引越そうというわけだが、まだよくわからない。次の更新日はたぶん旧居で行うことになりそうだ。