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二重引用符の“double quote”と〝ノノカギ〟について(6)

Adobe InDesign CS3までは、ドキュメントをパッケージすると使用している欧文フォントがコピーされて同梱されていた。受け取った方はこれをアクティベート(まあ、システムに放り込んでしまえばいいのだがえらいことになる)してドキュメントを開く。ところが今ではパッケージには「Document fonts」というフォルダの中に「AdobeFnt14.lst」という書類とともにコピーされたフォントはそのドキュメントにしか使用できない代わりに受け取った方はシステムのライブラリを変更されないで済む。持っていない欧文フォントも、そのドキュメントではちゃんと表示・印刷できる。
ただし、そのフォントが「合成フォント」に使用されているとなると話は別だ。

f:id:koikekaisho:20140616190435p:plain

 

それはさておき、前回の続き。
Pr6Nフォントで、「“」に対して「選択された文字の異体字を表示」するとこうなる(数字はカーソルを持っていくと出てくるCID)。

f:id:koikekaisho:20140616190522p:plain

オリジナルを含めて13あるので、13の「“」に対してそれぞれ字形パネルをダブルクリックして異体字(この用語を約物に対して使うのは違和感ありまくりだが)に変換してみた。

f:id:koikekaisho:20140616190550p:plain

108,423,503,672,7608
7956,8277,8279,8827,9551
12080,12084,12169
である。


このフレームをコピーして組み方向を縦組にしてやると、

f:id:koikekaisho:20140616190612p:plain

108,423,503,672,7956
7956,8277,8279,8827,9551
12080,12084,7956
2か所のCIDが変化した。中の行の7956はCIDは同じだが-90度回転している。

 

冒頭の話題、合成フォントだが、これに

f:id:koikekaisho:20140616190706p:plain

合成フォントを適用しても、……

f:id:koikekaisho:20140616190726p:plain

引用符は和文のまま。

そこで「検索・置換」のメニューで、

f:id:koikekaisho:20140616190757p:plain

引用符を選んで欧文にしてやると、

f:id:koikekaisho:20140616190822p:plain

これはこれで困る……。


では、「検索・置換」のメニューから「201C」だけを置換するようにしてみる。

f:id:koikekaisho:20140616190923p:plain

f:id:koikekaisho:20140616190850p:plain


オリジナルだけが置き換わる。

今日はお手上げ。