異体字の世界 最新版 目次
旧版をお持ちの方は見比べて……(ほとんど一緒)
目次
はしがき3
第一章 異形の文字たち15
24■携帯メールでも使える不思議文字 28■異体字はなぜできる?
33■第二水準の異体字はまだある 38■異体字の分類 44■身近な異体字
第二章 日本の正字ができるまで57
58■当用漢字表の公布まで 60■子規の憤慨 64■漢字要覧
66■印刷局の活字 68■漢字整理案と常用漢字表(大正版)
70■陸軍幼年学校の『用字便覧』 83■戦火の中の研究
第三章 人名異体字の憂鬱87
88■三大人名異体字 90■人名にしか用例のない字 94■作家の名前
105■第四水準の人名異体字 109■浜の真砂は尽きるとも……
第四章 旧字は意外と新しい115
116■お洒落(?)な旧字体 118■当用漢字表で採用された簡易字体
130■当用漢字字体表に示された旧字体 135■こっそり消えた旧字体
141■常用漢字表で追加された漢字の旧字体 142■常用漢字表に示された旧字体
144■常用漢字表に示されていない旧字体 149■字源主義の悩ましさ
159■携帯メールで打てる「本字」など 161■当用漢字から常用漢字へ
170■戦後民主主義の終焉
第五章 拡張新字体の黄昏177
178■拡張新字体とは 180■朝日文字と第四水準
183■一九八三年のJIS大変更 186■平成明朝体の登場 189■黒船が現れて
191■五倍の厚さの規格票 193■第三・第四水準発行の波紋
195■国語審議会の「遺言」 199■漢字の「ヒゲ」を剃る話
201■日本の漢字は台湾にある?
206■ユニコードの漢字 212■間違った統合? 216■互換漢字は使えない?
218■異体字のためのユニコード 225■ユニコードをこえて
附録 「かな」も異体字229
漢字の豆知識
甲骨文字31
最初の正字35
説文43
唐代正字47
康熙字典の序文50
刀と刃95
三つ重ねの漢字119
触と蝕125
高校生の作った漢字173
『草枕』の「双」187
草冠の画数197
あとがき240
索引